おさらい

■W東(ダブトン)
《2つの役を合わせて二翻》
 コレは場風が東、自風も東の時に、その2つをまとめて呼ぶ事です。
二つを合わせてるので、二翻になります。
場風・自風・W東で4翻!なんて事にはなりませんのでご注意を。
 南場の場合は、南家の時に「W南(ダブナン)」になります。
■頭ハネ(あたまはね)  この解説は次頁ででてきます…。
■積み棒  親の連荘を表示してある百点棒の事です。
親が連荘すればする程、百点棒が増えていく(積まれていく)のです。
■つっぱる  麻雀では、危険と承知で危険牌を捨てる、又は自分の手を強引に推し進める事です。
決してグレる事ではありません。
■七対子(チートイツ)
《二翻25符、又は
 一翻50符》
 その名の通り、七つの対子で作る役です。通称「ニコニコ」。
上の説明にもありますが、4枚同じ牌があると、無効です。
7種×2牌で揃えて下さい。

 一番覚え易い役ですが、特殊形なだけに点数計算も複雑です。
最近は単純に「二翻」とする所が多いですかね。
とりあえず、難しい事は理屈じゃない。丸暗記だ!…という事で…
 ●親の場合 七対子に何か役が付いて、合計翻数が…
   二翻 →2400
   三翻 →4800
   四翻 →9600 (但し、場によっては四翻で満貫扱い)

 ●子の場合…
   二翻 →1600
   三翻 →3200
   四翻 →6400 (やっぱり、場によっては符を切り上げて満貫)

 コツは、子の二翻1600一つを軸に、一翻上がる毎に2倍して下さい。
親は子の点数の×1.5 (半分に割って元の点に足す)をして下さい。
 …まぁ、点数は、わかる人に計算してもらいましょう。いずれ覚えていければいいのですよ。
■混一色(ホンイーソー)
《鳴きなし・三翻役》
《鳴きあり・二翻役》
 字牌と、1種類の数牌で構成する役です。通称「ホンイツ」とか「ホンイチ」とか。
その条件を満たしていれば、面子はどんな組み合わせでも構いません。
喰い下がりがあるので、門前で三翻、鳴きがあると二翻になってしまいます。
数牌の種類(万子・筒子・索子)を「色」と言いまして、同じ種類の事を「色が同じ」と言うのです。
■清一色(チンイーソー)
《鳴きなし・六翻役》
《鳴きあり・五翻役》
 役満以外では最強の役。通称「チンイツ」か「チンイチ」。
全て同じ種類の数牌で作る役です。面子の組み合わせは自由です。
一色に染めると言うのは、中国的にも清いのでしょうか。

 あ、ホンイツもチンイツも、どちらも「染め手」と言いますよ。
■全公帯(チェンタイヤオ)
《鳴きなし・二翻役》
《鳴きあり・一翻役》
 字牌と、1・9牌の絡んだ面子で構成する役です。通称「チャンタ」。
これも喰い下がりします。門前で二翻、鳴いて一翻です。
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ページに出てきました、純チャンの不純版(うそ)。
やっぱ一本気ってのは美しいモノなんでしょうかね〜。

 でも、麻雀打ちってのは「麻雀一筋」には生きられても「一人の女性一筋」に生きるってタイプはあんまり強くなさそうな気がしますが…。
あ。そーいう事言ってるから麻雀のイメージが悪くなるのか。すみません。
●喰い下がりのある役のまとめ 喰い下がりのある役は以下の通りです。
理屈じゃない、丸暗記だ!…です。
◎二翻 → 一翻
 ・一気通貫(イッツー)
 ・三色同順(サンショク)
 ・全公帯(チャンタ)

◎三翻 → 二翻
 ・純全公帯(ジュンチャン)
 ・混一色(ホンイツ)

◎六翻 → 五翻
 ・清一色(チンイツ)